何年も、ずっとつくりたかったスペキュロス・ドラゴン
あわせて、(買い占めてしまったドラゴンのペーパーで)
ドラゴンのボックスをつくりました
思いがけず、A5クリアフォルダ書類を入れるのにもよいサイズ
(あともう少し、焼きを改善したいのですが)
かっこいいセットができたかなと
ラフに見えるけれど、
スパイス・ハーブ好きにうれしい香り、
そしてざくざくとおいしいのです!
A4で深さのあるボックスが、
箱をつくるのにも、
中に詰めるお菓子をつくるにも、
あまりにもたいへんだったので・・・
( = ミニホールケーキが入らないって・・・)
A5サイズにぴったりのあるお菓子のための、
A5クリアフォルダが出し入れしやすくちょうどなので、
お菓子のあとも使っていただきやすいサイズかなと
ボックスのペーパーをとるとき、
(最近は最初の1箱からテンプレートをつくって柄合わせをするのですが、
これはうっかりテンプレートの底を切り取ってしまった失敗例。別にあててみても、前面の柄が、ほら、ずれてしまった・・・
カバー、
縦開きを飛ばして横開きをつくってみたのですが、
サイズを間違えて、2度くらいカバーをつくり直しました・・・
やはり、ブックタイプ→縦開き→横開き
と順につくる必要がありました・・・
過去の箱データから理論値を出して、試作をするのですが、微調整も必要、
そもそも、厚紙がダブルなので、
あちこち半端なサイズ、
長方形なので、
たくさんの数字が出てきます
書き直しの書き直しはミスのもとで、
プリント版をつくって、書き直しは1度以下に
写真の箱は、裏側のケント紙とプリントペーパーの幅がもう少し必要でした
浅いから、の仕上げの手間もありました
マグネットは2セットがよいかも
まだ改良が必要です
(すっかりのり付けされて見えなくなりましたが)
かぶせタイプのボックスにするならこんな感じのフタ、
とってもきれいで質感よく、
しかも貼りやすいペーパーです
赤と金以外で気になったのは、星のペーパー
(柄のつごうですっかり斜めカット)
Sサイズの総裏なら実用的
(おととし、A4サイズの総裏は、かなりたいへんでした)
縦開きがいいか、横開きがよいか、柄にもよりますね
ケント紙の隙間をどれだけあけるか、もポイントなのですが、
長く、箱の下で隠れる部分がないので、
いつもより気をつけながら仕上げます
裏側のペーパーが、1mm長いか、
重なったときの重なりがどうか、
ケント紙、ペーパーの厚みによっても違ってくるのです
去年途中から、ケント紙は2パターンで、固定にして様子を見ています
そして
スカイバテックス・イグアナのセンターを発見しました。
ここを中心にするときれい
「縦開き」→「横開き」のテキストを書きながら、
Sボックスは厚紙が薄手なので、厚みの計算をしなくてよく、
やっぱりわかりやすい
しかも正方形、
マグネット仕上げは長くなるのでわざわざ長方形にしていたのですが、
やはりこれは、最初のマグネット箱として、
とてもわかりやすい
パーツサイズも、
ダブル加工にしているMサイズ、
2mm厚にしているLサイズに比べ、
すっきり
それでもパーツが多く、工程が長いので、
なかなか書きあがりませんが
「エンボスやレタープレスで質感がよい
箔おしでギフトによい(手にラメのつきにくいの)
ほどよい厚みで貼りやすい、
カラフル過ぎない、
クリスマスのペーパー」
その後12月の伊東屋さんで、たくさん見つけたのです
それで赤系の気になるので全部で試作してみた箱です
この質感で、
優しいピンクのオールドローズ柄、箔おしのペーパーで、
箱をつくってみたいです
手づくりのツリーを送ってくださるとのことで、
それでは写真を撮りますとお約束しました
開けたとたん、森林浴ができそうな香りがしました
こんなにたくさんの種類のグリーン、たいへんだったのでは、と思います
感謝です
そしてローズマリークラスの方でしたので
(今年はいろいろおやすみなので、できることも少なかったのですが)
長年つくりたいと思っていたローズマリークッキー、ついに試作すすめました
少し悩んだのは焼きでした
ミックスナッツクッキーの生地はアイスボックスクッキータイプ
簡単で実用的なクッキーだと思っていたのですが、
棒状にしてカットできるまでよく冷やすより、
生地をつくってすぐ焼けるほうが、
生地も新鮮で香りもよいし、
家庭で気軽に焼くクッキーとしてはよいのかな
と
パートシュクレのようにのばし、5mm厚くらいでのばし、
冷えた生地をシンプルなスクエア型で抜いて焼くだけ
x0.5の生地でプレカットのオーブンペーパーの中で作業が完結
という流れにしてみました
生地が少し冷えていて、シルパンで焼くと、きれいなスクエアが保てます、
が、
もう少し焼きたいかな、の味になります
(それでバニラクッキーは形より味を優先して、この方法ではなくいつもの方法)
生地がそれほど冷えていなくて、シルパン以外で焼くと、少し広がりますが、
よく焼けておいしいです
生地に散らしたローズマリーのほかに、
天パンに並べたあと、少量の塩と、ローズマリーを散らしています
少し塩味で、すっきりといい香りのクッキーです
3.8cm角くらいに抜いて、いつもの感じでラッピングにもちょうどのサイズでした
春には!とお約束の次のクラスのときは、実用的に焼いていただけそうなクッキーとしてつくっていただけるように、
これもレシピを書き起こしておきたいなぁと思います
ありがとうございました☆
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追記
ローズマリーの小さくて可憐で優しいお花がいっぱい、長く咲いていて、
写真撮ろうと思っていたのに、すっかり忘れていました・・・
次のときには!
よりきれいに撮影したい、という気持ちでAdobe RGBを選ぶと、
うっかりすると、何もしないときよりも色がおかしくなることが、はっきりわかりました
★Adobe RGBで撮影しなければ、
(最初から最後まで、ずっとsRGBなので)
何も困らずに済むこともわかりました★
すっきりさせたくて、フローチャートを書いてみました
Adobe RGBで撮影を生かすには、
RAW現像のためのPhotoshopなどのソフト、
対応のプリンタ、
純正最上紙、
Adobe RGB対応のモニタ、
専用のライト、
などが必要なだけでなく、
これは印刷専用、とわりきり、
web用は、sRGBに書き出すという最後のひと手間が必要でした
ようやく、長年の色の悩みから開放されそう
モニタで見る色とプリンタ(Pro-10)の色もほぼ同じになってきました
印刷はまだまだテストプリントで微調整しかないと思っていたのですが、
プリンタに、
Print Studio ProというPhotoshopなど用のプラグインソフトがついていて、
それだと微調整がプレビューができるようで、
テストプリント少なくても大丈夫なよう
今ごろ気づきました
製本版は、Dream Labo 5000での印刷ですが、
用紙でも発色は違い、
メルバは光沢系ではなく、壊滅的に赤くなりすぎるものがありました
製本版は光沢系なので、
プリンタと用紙は、セットで、それぞれの色の微調整が必要で、(違った色にならないためだけに)、
プリンタと用紙は、できるだけ変えないほうが楽
これはカラーマネジメントの話で、
★できるだけきれいなライトできれいに撮影することが前提と、あらためてわかりました★
少しずつマニュアルにして、先にすすみたいです
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追記
このpngも、別名で保存ではなく、ICCプロファイルをつけてsRGBで書き出しにすることで、
ようやく、ようやく、変な色にかわらずに、ほぼ同じに表示されるようになりました。今後の写真は気をつけます
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